こんにちは。
これまでの気温が高く35度前後の熱さというより、湿度が高くジメジメしていて、汗が乾かないまとわりつくような天気。
曇り空か、雨、たまに青空。
スッキリしない天気が続きましたね。

こんにちは。
大竹俊光です。
今週一週間は、外の仕事は控えめに、家の中のお仕事をメインで進め、積み重ねておりました。

自宅兼モデルハウスの中で、積み重ねてきたものを更新、調べもの、これまでのまとめを進めてきました。
継続し進めさせていただいている計画。
・新築のすまいの計画
・大規模改修工事
等々。
それらに合わせて、問い合わせ、メンテナンス、相談ごとなどのまとめや、調べ、協力業者さんへの依頼、段取りなど
・建具の建て付け
・障子の張替
・戸、網戸の修理
・瓦の修繕
・白蟻被害での相談
・漏電ブレーカーが反応してしまう…。
等など。
の大切な業務を行いました。
業務という認識ではなく、どうしたらすまいてさまの不安がなくなるか、負担がなくなるのかを常に追及する。形にするための時間でした。
そんな時間を過ごす場所は、
自宅兼モデルハウスの大好きな場所
【ダイニング】

ここでの時間は、大好きな時間になり、気持ちも乗るんです。
まずは景色
室内を見渡せる場所。
そして、
外の風景を切り取った窓【木製窓】

また、すまいの中の環境。
○音
○温度、湿度
の整った空間
○音に関しては、先日の台風の時の音は、本当に強い雨でないと聞こえない。パラパラしていても音は聞こえず、一息ついた窓からの眺めで気がつく感じなんです。
○温度湿度については、すまいの中を換気、市販エアコン(2.2kw)一台で、整えている空間。
自分達が熱いからエアコンつけるか…。
じめじめするから除湿運転にするか…。
少し熱いから設定温度上げるか…。
なんて考えることはなく、執事のように温度管理してくれるエアコンくんに任せております。
そのすまいは、ダイニングだけ集中的に管理整えているわけではなく、家全体を。
台風の影響で大荒れだった外の環境は…。

☆☆温度☆☆
平均25.6℃
(24.1~26.4)
☆☆湿度☆☆
平均95.7%
(94~97)
と熱くはないのですが、湿度は高い。じめじめとした環境。
雨、曇り時に青空と変わりが激しい1日。
外はそんな環境でも、室内はと言うと、1Fダイニングでは、

☆☆温度☆☆
平均23.8℃
(23.6~24.2)
※1日で0.6℃しか上下してないんです。
☆☆湿度☆☆
平均58%
(57~61)
※1日で4ポイントの変動
と変化が少なく、適度に湿度を取り除かれた環境になっております。
比べて、ダイニングから一番遠く、北側の部屋
主寝室
は、

こんなグラフなんです。
☆☆温度☆☆
平均23.1℃
(22.7~23.5)
※1日で0.8℃しか上下してないんです。
☆☆湿度☆☆
平均58.6%
(57~60)
※1日で3ポイントの変動
と、ここも変動が小さいんです。
1Fと2Fでの部屋での差は、
☆☆平均温度☆☆
ダイニングーー23.8℃
主寝室ーーーー23.1℃
※平均温度での差は、0.7℃
☆☆平均湿度☆☆
ダイニングーー58%
主寝室ーーーー58.6%
※平均湿度での差は、0.6ポイント
と差は小さく、この程度なら、どこにいっても何も変わらず、何も感じない差なんです。
温度、湿度共にコントロールしているのが、何の変哲もない市販品(家電量販店でも買える)エアコンなんです。
このエアコンによって、温められた空気を冷やし室内に放出。その冷まされた空気がゆっくり全体に流れていき、空間を冷やし、壁や、床、天井を冷やして、ゆったりと温度変化していきます。
また湿度に関しても、このエアコン君によって、冷やしたときに冷媒に引き寄せられた水蒸気を水滴に変え、ドレンを伝って外に排出しています。
この環境は、換気も大きな役目を果たしております。室内と外の空気を入れ替えるだけでなく、温度、湿度も交換する全熱交換方式の第一種換気(marbex澄家DC-S)を採用しております。
室内で冷やした空気(温度)や、除湿した湿度を交差させることで余分にエネルギーを使わないようにしております。
機械的には2台。パワフルに空調するものではなく、最低限な力で循環運転し、環境を整えています。
最低限…。
それを実現するためには、不可欠なすまいの性能。
そこを最大限高めて実現するすまい。
性能とは、
○断熱性
○気密性
のこと。
断熱に関しては、数値で言うと、Ua値=0.24

○気密性は、【0.1】
とほぼ隙間がなく、最小限の力で換気ができる環境を整えることができる性能をしております。
そんなすまいを計画し、かたちにしていますが、それだけではなく、間取りや使い方も、とても大切で、そこでより均一な室内環境になります。
例えば、
1Fと2Fとをより均一化するための、すのこ状の吹き抜け。

空気を行き来させ、より均一化するための空間。
吹き抜けと、階段室で上下に空気を交換しています。
また、使い方では、代表的なこととして、部屋の建具を使っていないときは、開けておくことで、より均一化が進みます。
部屋にいるときは閉めても、さほど変化はしないため、誰もいないときに開けといて、部屋にいるとき、気になるときに閉めるように習慣化しています。

代表的にはそんな工夫を積み重ねて創り上げたすまい。
その他、数多くの工夫で快適なすまいができております。

そんなすまいのなかで、快適に過ごし、計画、検討しながら進めてきた一週間。
しっかり進めてきた一週間。
このまとめたものを少しずつ、動かしていきます。

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