サンタさんをお出迎えする準備

長い夏が終わり、やっと秋を感じられる季節になったと思っていたら、もう12月。


月日が流れるスピードが年々早まってきている気がする42歳。


まだまだ若い気持ちで、年齢をあまり気にすることなく過ごしておりますが、子供の成長を身近に感じていると、時間はしっかりと流れているんだと、つよく感じます。


すまいの中では、妻と、娘でサンタさんをお出迎えする準備が進んでおります。


娘2人は何が欲しいか決められず、絶賛お悩み中。


サンタさんへの手紙を書くのが大変なようで、ほしいものがあまりないから、逆にサンタさんにプレゼントしようかなぁ。


なんていっております😁✨✨


なんだかそんな他愛もない会話も、穏やかで貴重な時間なんだよなぁ😭


こんにちは。

茨城県で大工工務店をしております大竹工務店(株)の大竹俊光と申します。

ブログを読みに来てくださってありがとうございます。

 

今回は寒くなってきたこの季節のすまいができる前の生活と、できた今の生活を振り返ってみました。

 

ご興味ございましたら、読んでみてください。


【今のすまい】

11月までは日差しや、室内の発生する熱などで全く寒さを感じず過ごして来ておりました。


12月に入り、曇りぞらも続き、少し肌寒さを感じ温度計を見ると、朝の時点で20度ほど。


うちでは、室内全体を6帖用エアコン一台で暖めるので、つけた瞬間全体が暖まるものではなく、少しずつ、隅々に暖かさが広がっていき、さらにものを暖めることで、より穏やかに整っていくものなので、まだまだ早い気はありましたが、今シーズンの床下エアコンをスタートしました。


オンオフの検討はなく、温度の調整もシーズンで1回か、2回ほど。


ずーっとつけっぱなし❗

といっても、常にフル稼働というわけではなく、エアコンが勝手に調整しながら、整えてくれるんです。


おひさまの恵みの日差しのある日中なんかは、豆電球ほどの電気で、とろとろと動いております。


家族が寝静まり、寒さが厳しくなる夜は、蓄えた熱が徐々に減っていき、設定温度に近付くと、少しの力で理想的な温度にする。温度に達するとまた豆電球のとろとろが始まる。


すまいてが温度の差を、ヒヤッとする感覚になる全然前に、先回りして整えてくれる。


そんなコンシェルジュみたいな、執事みたいな人を雇わないで、家電量販店に売られている何の変哲もないエアコンが整えてくれるんです。

だから、人間だけじゃなく末っ子犬も、毛布にくるまったり、電気カーペットを準備することなく、どこでも関係なくのんびり。


どこでも気にせずのんびりして、お姉ちゃん2人とおいかけっこしたり😁✨✨


目の前の通りを歩く人に、安全地帯にいるのでわんわん吠えたり、すまいを一番この末っ子犬が満喫してるんじゃ。って思うほどのびのびしてます。


【前のすまい】

前のすまいは、石油ファンヒーターが、各部屋に。


居間では、石油ファンヒーター+こたつ


ごはん食べる時も、2台のストーブ稼働が当たり前。


一番辛いのが、朝。


冷えきったすまいのなかをつま先歩きで移動して、家族が集まる居間のこたつのスイッチを入れて、ストーブ着けて、襖を閉めて暖める。


それでやっと…。


動きだしに気合いを入れて活動開始。


だから、スイッチ押した瞬間に、給油ランプ点灯なんて悲劇が起きたときなんて、現実逃避で無視したり。


それでも機械はこちらの気持ちは汲んでくれるはずもなく、無情にも停止。


給油じゃんけんか、顔を見合わせて動くか、空気を読んで動いていたなぁ。


その都度少し空気感変わったり😢


すまいてが悪いわけではないのに、給油しないことに思いやりがないとか、優しかったら先になんて考えてたりしてました。


そして、

それだけ使うと燃料も…。

常にこんな感じで、ストックしていて、安全のため外において、備えていました。


外だからまた寒いんですよね。


給油するのも、白い息をはきながら。


決死の覚悟を決めて、給油ってことも。


先回りして、まだあるストーブも補充したりと、それなりの工夫をしながら、すんでいました。


そのストックもそこが見えると…。

軽トラに空のポリタンクを満載に積んでお買い物。


本業のかたですか、と言われそうな量も、最盛期で、1ヶ月持たないことも。


お金と、資源を燃やして、命を繋いでおりました。


そんな生活は体に良いものでもなく、暖かいけど、眠くなる(酸欠状態)になることも。


そのため、理想は30分に1回は全部の空気を入れ替えてとありますが、そんなことをしたら、今度は暖めた熱を捨てて、酸素を取り替える。


これまで必死に燃やしたお金と資源を捨てなさいと言うことになってしまう。


だから、生きるか死ぬかの瀬戸際で、ギリギリの判断をしていたことになるんですよね(涙)


それが快適??


節約のために、1つの部屋で固まって、こたつから、でないでテレビを見る。


ただ、それはそれで楽しい思い出なんです。


家族の実質的な距離も近く、じゃれ合いながら、冬の鉄板の『こたつでみかん』なんてのも最高で。


そこで


『誰がみかん持ってくる??』


『言われると思って持ってきたよ😁✨✨』


『ありがとう』


なんて家族の会話が…✨


最高じゃないですか😍⤴️⤴️


と思いつつ、戻りたいかと言われたら、即答でお断りを…。


一瞬の家族の豊かなコミュニケーションは、生まれますが、その他の時間は、我慢の連続。


朝の床の冷たさや、空気の冷たさ、水の冷たさは今思っても苦行そのもの。


我慢して、我慢させて、


「何でもっと早く準備できないの?」


「もっと早く起きなさい」


なんて無理な話なんですよね🥺


今は、全体が温かく、ひんやりする感覚は全くなく、朝の洗面では、家族の挨拶、確認などが何気ない豊かな時間。

そして、ぬくぬく、すくすく、のびのびしながらサンタさんをお出迎えができる。


その傍らに末っ子犬も、いたずらを企みながら観察。


そんな穏やかな日常。


どこの部屋にも、勇気や、気持ちを振り絞ることがなく、さらっといける。


その環境が、これまでは、灯油を買うための時間だったり、給油する時間だったり、誰かの犠牲で保たれるものだったんです。


それが、今は


1シーズン1回ボタンを押すだけ。】


【暑かったら、設定温度を下げるだけ】


それだけなんです。


その動作すらも、決死の覚悟じゃないんです。

 すまいがもてなしてくれる環境で、ただただ過ごす時間

そんな時間は自然と家族の時間が増えてきます。

これまで命を維持するために使っていた時間が家族の時間に

朝起きてすぐに部屋を温めるために頭を使っていたそんな思考も、今日1日何をしようかと考えることに使え

灯油を買いにいく時間も、家族の習い事の試合を見返す時間に

その他もたくさん、数えきれない変化が、自然に起こります。

 酸欠状態で、命をギリギリ繋いできた身体への負担も、格段に変化してきます。

そんな変化や、時間の使い方が自然にできるすまいは、高性能な大きな機械、特別な機械がなくてもできるんです。

 

小さな一般的な機械で、設定も、仕組みもすまいてさんに負担がなく整うすまいがここに(⌒∇⌒)

 

○○工法

 

この特別な機械、自社開発の機械が入ってる

 

などではなくて、一般的なものの組合せで、できるんです。

 

特別なものを使わないから、機械の故障にも直ぐに対応でき、交換も負担が少なく、特別な業者さんも、技術も要らなくできてしまうんです。

 

すまいは、建てて終わりではなく、一緒に時を刻んでいくもの。

 

そして、定期的に点検や、メンテナンスも必要になるもの。

 

中期的には、機械の入れ替えも出てきます。

 

目先の快適性、中期的なメンテナンス性、長期的な入れ替えやすさ。

 

突発的な災害などにも耐えることのできる構造の頑丈さ。

 

すべてがバランスよく、考えられて初めてすまいてさまを守れるすまいになるんだと考えています。


最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。

 

すまいとは、すべてのバランスが大切なんだと感じています。

 

だからこそ、一つ一つの部材や、設備機器など、すべてをしっかりと吟味し、選択する必要があるんだと思っております。

 

それらが当たり前のように組み合わさり、一つのすまいが完成します。

 

そこで、何も意識せず、時を刻み一瞬一瞬を過ごしていただくことで、豊かな暮らしが出来上がっていくものだと思います。


大竹工務店 株式会社

 

代表取締役

 

大竹 俊光

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コメント: 3
  • #1

    清水賢介 (火曜日, 12 12月 2023 21:34)

    快適空間・・・
    ワンダフル���
    最高の住まいですね�

  • #2

    清水賢介 (火曜日, 12 12月 2023 21:38)

    コメントの末尾が・・・???の記号に化けてしまいました。
    ゴメンナサイm(_ _)m いいねマ−クを入れたつもりが・・・(-.-;)

  • #3

    大竹工務店 大竹俊光 (水曜日, 13 12月 2023 15:15)

    清水賢介さま
    コメントありがとうございます。
    わんダフる‼️(笑)
    この末っ子犬が一番満喫しております。
    犬の言葉がわかれば、感想を聞きたい気持ちでいっぱいです。

大竹工務店 株式会社

〒300-0134

茨城県かすみがうら市深谷3659-7

TEL/FAX : 029-897-0041

E-mail : toshimitsu@otake-k.com

大竹工務店(株)は、茨城県、かすみがうら市に構え、温熱(高気密高断熱)、構造(許容応力度計算による耐震等級3)を核に、すまい(新築、リフォーム、リノベーション)を基本として創り、すまいてさんとしっかりと向き合いながら進めていきたいと想っている大工工務店です。