実りの秋

こんにちは。


やっと暑さも落ち着いて、朝晩は、涼しく過ごしやすくなってきましたね。


大竹俊光です。

うちの玄関ドア君


決まったところから樹液が浮いてくる。


娘がそれをとっていい?


いいよ!!


何これ?


これは、樹液で木の油分が出てきているんだよ。


なんて些細な会話。



そんな玄関ドア君は、涼しくなり、季節が移り変わったせいなのか、鍵を閉めるドアハンドルが軽くなって来ました。


うちの子は、この秋になると軽くなり、夏になると重くなる。


そんな性格の子なんです。


他の家族は、そんなことは感じていても、気にも止めていないんだと思います。


それでも木は動く、樹液は出るもんだと潜在意識に刷り込まれています。


うちでは当たり前でも、他の素材でできた玄関ドアは当たり前ではないことを、いつか気がつくのかなぁ…。


ある意味、それが木製サッシの特性であり、味わいなんですが、人によっては耐えられない欠陥と感じることもあるんだと思います。

なぜ木製サッシにこだわるか。


第一に、木が好きだから✨


なぜ…?

景色を切り取ってくれる窓は、額縁で縁取られた癒しのもの。


季節を感じ、時を刻んだ年月をも感じられる。


毎年、季節が移り変わり、実りの秋には、この窓からは柿の実がみえる。


また、木製サッシは、断熱性能もいい✨

ガラス部は、空気層を2層含めた3枚ガラス。


枠は、中まで木の無垢。積層することで木の動きを抑えた構造


この骨太な窓で、内と外を繋ぐ。


光を取り入れ、景色を切り取る


熱は断って、逃がさない。


そんな頼りになる存在

木製である利点が、メンテナンス性。


定期的なお手入れとして、固く絞った雑巾で水拭き。


塗装のし直し。


それでも腐朽してしまうことがあるけれど、部分的な補修。


木での埋め木や、樹脂の補修材もあるんです。


一気に全部入れ換えもできますが、それは大々的に行うときのみ。


そのように長年お手入れすることで、愛着も増していきます。

それでもいつかは、終わりが来ます。


役目をまっとうした後は,処理に迷うようなものではなく、木そのもの。


木とは、二酸化炭素を固定化する素材


自然由来なものであるため、安心して使い続けられます。

木に癒され、木に守られる。

 

ありがたい存在。

 

すまいとはそんな素材の集合体。

 

ひとつひとつ責任を持って、選択する。

 

健康にいいもの、すまいの近くで育った木を使い、余計な燃料を燃やさず集められる。

 

その地域で循環する仕組みができればいいものなのに、まだまだ…。

 

それでも自分が変えられるものはしっかり選択し、変化の一助になれば。なんて想いも実行してます。

大竹工務店 株式会社

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大竹工務店(株)は、茨城県、かすみがうら市に構え、温熱(高気密高断熱)、構造(許容応力度計算による耐震等級3)を核に、すまい(新築、リフォーム、リノベーション)を基本として創り、すまいてさんとしっかりと向き合いながら進めていきたいと想っている大工工務店です。