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断熱材の裏側...。

こんにちは

 

ブログを見に来てくださり、ありがとうございます。

 

茨城県かすみがうら市で 大工 をしております 大竹工務店 大竹 俊光 と申します。

 

 

夏真っ盛りというこの季節、どうお過ごしですか?

 

そんな暑さをすまいの中に入れないように、そして、すまいの中のエアコンで冷ました空気を逃がさないようにするために重要な要素である

 

『断熱工事』

 

についてまとめてみました。

 

普段、隠れてしまい目にすることはほぼないところでも、とっても大切な場所です。


どんなところに入ってる?

大竹工務店
自宅兼モデルハウスのL

 出来上がってみるんと、まったくわかりませんが、通常、外部に面した壁に断熱材を施工します。

 

基本的な断熱方法として

・壁の中に入れる-------充填断熱

・壁の外側に施工するーーー外貼断熱

 

があります。

 

今回改修工事の現場で行っている断熱工事は方法としては、充填断熱をしています。

〇充填断熱とは

大竹工務店
壁の中の充填断熱した状態です。

 壁の中はこんな状態です。

 

柱、間柱の間に断熱材を詰めています。

 

この後、気密シートを張り ⇒ 石膏ボード ⇒ 仕上げ

 

となります。

〇断熱材『グラスウール』とは

断熱材『グラスウール』
断熱材『グラスウール』

 今回使用した断熱材は  『グラスウール』  というものです。

 

 

ガラスの繊維でできていて、綿上の断熱材です。

 

このグラスウールの適切なサイズにカットし、隙間なく充填することで、断熱性能を発揮します。

 

重要な点

・適切なサイズ

・隙間なく

 

というところになります。

グラスウール
グラスウール

 グラスウールとは、このように、簡単につぶれてしまいます。

 

つぶして入れてしまうと、ただのガラスの塊になってしまい、断熱性能が下がってしまいます。

 

 完全につぶして、入れることは少ないのですが、サイズが大きすぎて、しわになる。

 

そのしわが、密度の偏りになり、断熱性能が低下してしまうのです。

 

その逆に、サイズが小さく、隙間が空いてしまうと、その隙間で、空気の対流が起こったり、その隙間で結露をしたりしてしまいます。

 しわや、隙間ができないようにするには、サイズを適切にカットして充填すること。

 

入るスペースよりも、少し大きめに(3㎜ ~ 5㎜)カットして入れています。

 

そうすることで、しわ、隙間がなく入り、さらに、木の膨張、収縮にも追従し、揺れても柔軟に。

 

施工した後も、隙間ができづらくなります。

 

それは、表面だけの問題ではなく、中までしっかりと。


〇グラスウールの中

大竹工務店
グラスウールの中

 このように壁の内部全部に均一に入っていることが望ましいとされています。

 

ただ、壁の中にはいろいろあります。

 

筋違や、外壁の下地など。

 

そんな納まりにも隙間なく埋めていきます。

 筋違があるところは、それなりにカットして納めています。

 

筋違の裏にも、厚みを変えて、隙間なく埋めていきます。

大竹工務店
壁の中に下地がある場合

 下地が隠れる場合は、その厚みがそろっている場合、先に埋めて、足りない厚みをかぶせる場合もあります。

 

このように、内部にも隙間やしわをつくらないように施工しています。

 ここまでして初めてグラスウールの性能が発揮できると思っています。

 

そこまですることで、施工してから、すまいを守り続けてもらえるため。

 

温度変化による木材の変化、地震などの躯体の動き等にもしっかりと追従して、隙間をつくらないようにしています。


 グラスウールによる充填をまとめてみましたが、ほかにもいい材料、いい工法はありますが、大竹工務店では現在この方法、材料を選んでいます。

 

理由としては

・自社で内部にまでこだわり施工できる

・比較的材料コストがかからない

・リサイクル品で作られている

・空気を抱えており、性能低下がしにくい

 

などの理由から選んでおります。

 

今回の施工現場では、改修工事での充填作業のため、断熱施工についての検討はあまりできていません。

 

新築工事の場合は、断熱施工のための納まり検討を行い、より効率よく、おさめられ、性能を上げられるように計画しています。

・グラスウールを入れる壁には、できるだけ筋違を減らす。

・下地を簡略化する

・グラスウールを、入れやすくするため平面構成を簡略化する

 

など、計画段階からしっかりと検討して施工していきます。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。