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突然ですがこの二本、見分けつきます?

アンカーボルト
異なる2つの16ミリのアンカーボルトです。

この二本は性能の違う基礎の立上りに設置し、基礎と木材の構造とをつなぐ大切なボルトです。

アンカーボルト
上の画像の異なる種類の2本を設置した基礎です。

 大きいボルトと小さなボルトがあると思うのですが、大きいほうのボルトです。

 

 手前のものと、その次のボルトの種類が違います。

 違いは端部の形状です。

 

形状だけでなく、強さも違います。

 

ここでいう、必要とされる強さとは、短期許容引張耐力(kN)。

 

簡単に言うと、このボルトを引き抜こうとしたとき、どのくらいの力まで抜けませんか?どれだけすまいと基礎をつなぎとめてくれますか。という強さです。

 

その差

 

53.3 kN :  25.3 kN

 

2.1倍もの差があります。

 

すべてが強いものの必要はないと思いますが、構造計算で導き出され、必要な強さのもの、適したものを配置する必要があります。 

 

基礎が出来上がってしまったら、確認することが難しくなるところに怖さを感じます。

 

正直、自分もこの形状のものを並べられても、どちらが強いのか、判断できません。

 

金物メーカーさんによる実験データがあり、そのデータを参考にしています。

 今回は協力業者さんにお願いして、3本強い力のあるものを入れてもらいました。

 

右側の強いものは、本来は埋め込み長さは20cmほどですむのですが、職人さんの経験から、コンクリートを流すときの安定性を考慮して、深く埋め込みをしています。

 

建物は、細かな部品を入れると、1000以上が組みあがり、一つのものになる。

 

そして、それらがバランスよく、助け合いながら、長く持つ家になる。

 

数十年に一度の地震の時、このような金物や、木材などにより、すまいての命を守る。

 

一つの金物が強すぎて、木材を破壊してしまうこともあります。

 

実際、熊本地震の時は金物により、木材が割かれるいる写真も目にしました。

 

そういったことからも、使い方の工夫や、配置、使う種類なども、しっかりと検討する必要があります。

 

見えなくなるからこそ、そこにこだわり、一つ一つ選択し、納めています。

大竹工務店 株式会社

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大竹工務店(株)は、茨城県、かすみがうら市に構え、温熱(高気密高断熱)、構造(許容応力度計算による耐震等級3)を核に、すまい(新築、リフォーム、リノベーション)を基本として創り、すまいてさんとしっかりと向き合いながら進めていきたいと想っている大工工務店です。